

板橋区社会福祉協議会の広報誌「いたばし社協だより」の担当だった関根真紀子さん。以前は内部で編集作業をしていましたが、その苦労している様子を見かねて、上司の野原守さんは「プロに頼んだら?」と声をかけました。
エディタ企画というプロに任せるようになって、仕事はどう変わったのか、できあがりはどうなったのか、野原さんと関根さんにお聞きしました。
社会福祉協議会とは・・・
社会福祉法に基づき、地域福祉の推進を目的して設置された社会福祉団体。
戦後、民間団体として創設され、その活動には紆余曲折がありました。現在は福祉サービスや住民主体の地域組織化活動に、より多くの力を注ごうとしています。
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-- エディタ企画に依頼する以前に抱えていた問題は?
(関根さん)
以前の「いたばし社協だより」は、職員が原稿を書き、レイアウトをおおよそ決めてから、印刷所に頼んで仕上げてもらっていました。
その一番の問題点は、制作に自分たちの時間を奪われることでした。他の業務も抱える中で、広報誌制作にかかっている時間は長く、残業することもしばしばでした。
(野原さん)
人件費もかかってしまっていましたね。
-- 広報誌制作で一番大変だった部分は?
(関根さん)
イメージがなかなかうまく伝わらず、思い描いているものが上がってこないことですね。レイアウトや、イラスト使い、色使い、文字の大きさ、フォント、誌面のバランスとか・・・。
「うーん、もう少し何とかしたい・・・」
と思うんですけど、それを実際にどう直したら思い通りのものができるのかわからず、それがストレスでしたね。
印刷所の人から「こういうのはどうか?」という提案も、もっと欲しいなって思っていました。
-- 当時の広報誌の出来栄えは?
(関根さん)
手間暇をかけた割には素人感が抜けない感じでした(笑)。
(野原さん)
各部署が書いた原稿を集めて掲載していたけど、表記がバラバラでね。たとえば「申し込み」、「申込」、「申込み」といった表記を関根が統一しても、各部署がまた直しちゃう。
時間ばかりかかるのに、良いものができない状況で、かわいそうになって、「プロに頼んだら?」と言ったんだよ。

-- エディタ企画の仕事の第一印象は?
(関根さん)
まず、エディタ企画さんに当時の広報誌を見せて「どんな提案をしてもらえますか?」とお聞きしました。
そうしたら出てきたデザインが新鮮で 「うわあっ、いいなあ!」と思いましたね。
以前から、もっと若い人たちの目に留まるようなデザインにしたいと思っていたのですが、まさしく、そういう目を惹くデザインでした。
-- 実際に制作した「いたばし社協だより」の評価は?
(関根さん)
制作を依頼して、上がってきたものを見たとき、かっこよくて、本当にうれしかったですね。「My Townいたばし」という親しみやすい愛称もつけてくれて。

他の地域の社会福祉協議会さんや区民の方からも、
「社会福祉協議会のイメージが変わった」
「『My Townいたばし』いいよね」
と言われ、センスの良さが評判です。
「いたばし社協だより」は板橋区全戸に折込で届けているのですが、これまでは見てもらえないことも多かったと思います。それがエディタ企画さんに制作を依頼するようになってからは、目に留めてもらえるようになりました。
「いたばし社協だより」を見て電話をかけてきてくださる方も多くなりました。 さまざまなイベントなどへの申し込み時に「何を見て申し込みましたか?」というアンケートをしているのですが、以前は「社協だよりを見て申し込んだ」と答える人はほとんどいませんでした。いまはグンと増えましたね。

-- エディタ企画にはどの段階から制作してもらっていますか?
(関根さん)
各部署からのお知らせ的なものは、部署から集めた内容をお渡しして、エディタ企画さんのほうで表記の統一などの編集からやってもらっています。
メインの特集は、こちらでお知らせしたい事業の企画を説明したら、そこから先はほぼお任せです。どういう見せ方がベストなのか考え、いろいろ提案してくれます。
たとえば「民生・児童委員」に関して特集したときは、「民生・児童委員を取材して、実際の声を誌面に入れてはどうですか?」と提案をいただきました。こちらで取材に関して民生・児童委員と調整したら、後は取材して、わかりやすく、記事をまとめてくださいました。
-- エディタ企画に説明することを手間には感じませんか?
(関根さん)
いいえ。「これはどうですか?」「あの点はどうですか?」と、どんどん質問して、上手に聞き取ってくださるので、自然に答えていくうちに説明できてしまいます。
(野原さん)
社会福祉協議会という組織は、歴史的な紆余曲折があり、ちょっと特殊な組織だから、エディタ企画さんが理解するのには手間取ったと思うんだよ。でも、きちんと勉強してくれて、そのうえで提案してくれるので助かるね。
-- その他、プロに頼むことのメリットは?
(関根さん)
なんといっても、読み手の視線で考えてくれることですね。
自分たちで作っていると、担当者としてあれもこれも伝えたいから、いろんなことを盛り込み過ぎてしまいます。本来は地域の方の目線で求められる情報を発信していくべきなのに、発信側の気持ちだけが先行している部分がありました。プロに客観的な外部の目で見直してもらうことは大事だと思います。
-- 読み手視線とは具体的には?
(関根さん)
自分たちで書いていると、わたしたちがふだん使い慣れた言葉を使ってしまいます。資料パンフレットに載っている言葉を、記事にもそのまま使ったり・・・。ですがエディタ企画さんは「でも、それだと伝わりにくいと思うんですよ」とちゃんと地域の方の目線で、わかりやすい言葉に直してくれます。
また、中の人間が記事を作成すると、つい細かく説明しようとして、回りくどくなっちゃうんですよ。それをプロは意外にあっさりとまとめて書いてくれます。でも、そのほうが読む側はわかりやすいですよね。

-- そもそもエディタ企画を選んだ理由は?
(野原さん)
実は以前、わたしが板橋区の文化振興財団にいた頃、エディタ企画に広報誌制作を頼んでいたんですよ。親身になって考えてくれて、企画力もあり、良い仕事をしてくれていたので、強く印象に残っていました。
あれから20数年経っていたので、いまでも会社が存続しているか不安に思いながら、ネットで検索したんです。
そうしたらちゃんと見つかりましてね。うれしかった。それですぐに連絡を取りました。
-- エディタ企画に頼んでみて良かったですか?
(関根さん)
ええ、もちろん!
以前は、内部で作れば、制作の予算と時間を短縮できることをメリットと思っていましたが、いまは違います。
エディタ企画に制作をお任せすれば、文章を書いたり、レイアウトを考えることに時間を奪われなくなり、自分たちの本来の仕事、住民主体の地域組織化活動などを企画することに時間を使えます。しかも、プロの力によって、伝えたい相手に、伝えたいことがきちんと伝わるようになりました。
お忙しい中、ありがとうございました。
※ 社会福祉法人 板橋区社会福祉協議会のWebサイト
※ 取材日時 2011年9月2日


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